日々の喧騒の中毎日お疲れ様です。
毎日の仕事終わり、家でのリラックスタイムをより一層質の良いものとするのに最適なものがお香です。音楽を聴いたり、読書をしたり、映画を見たり、リラックスタイムのお供として本当におすすめです。
近年は、部屋の香りはアロマオイルやディフーザーを使われる方が大変多くなりましたが、本調香師の私の経験上香りを楽しむ観点から最もおすすめできるものがお香です。日本古来のお香の効果を知ったら使っていたくなること間違いなしです。
お香の効果や風水的な役割などの基礎知識を紹介します。
【1】お香の効果

①浄化作用
火を使って燃やすため、悪いエネルギーを燃やして空間を浄化する作用があります。お香の煙も悪いエネルギーや邪気に集まって浄化をしてくれます。
②リラックス&リフレッシュ効果
香りは直接脳に届きます。そのため即効性があります。脳の奥深くにある大脳辺緑系というところの届き気持ちをおちつけたり、リラックスしたり気持ちを切り替えたりする効果があります。また、煙の揺らぎを眺めることで癒しの効果も生まれます。
【2】香りの種類
①白檀:リラックス効果の高い香り
②沈香:奥深いオーソドックスな香り
③伽羅:沈香の中でも最も質の良いもの
白檀(びゃくだん)、沈香(じんこう)、伽羅(きゃら)はむかしからある香木由来のオーソドックスな香りです。お寺に行った時に漂ってくる香りが大抵これらの香りです。

花やハーブ、果物をイメージした香りのあります。華やかさや甘さが加わった香りで気分転換にもってこいです。
【3】形状と特徴

お香には色々な形をしたものがありますが、一般てきなものはスティックタイプとコーンタイプの2種類です。
①スティックタイプ
棒状で、ゆっくりと燃えて、燃えている面積が一定のため香りが均一に広がります。大体7センチくらいの長さで10〜15分程度の燃焼時間です。もっと短時間だけ楽しみたい場合や狭い空間で使う場合は、折って短くして使うこともできます。
②コーンタイプ
短時間で香りが広がりやすく、スティックタイプのように立てる道具が必要ないため、手軽に楽しめます。灰が散らばりにくく、下にいくほど香りは強くなります。燃焼時間は5〜10分です。
【4】風水的使用方法

浄化作用を応用して、風水に使うことができます。風水効果を期待できる、特におすすめの使用場所は、玄関とトイレです。
①玄関
すべての気の通り道なので、風水で最も大切はな場所。
②トイレ
邪気が多いため、玄関のつぎに大切ば場所。
最後に

お香は大変リラックス効果の高く、浄化力もあるため本当におすすめです。
しかし、火気を扱うものですので、以下の点に十分注意してご使用ください。
- お香を焚いたまま出かけない
- 焚いているお香から離れない
- 受け皿は耐熱性で燃えないものを使う
- 燃えやすいものを近くに置かない
- 換気をする
- お子様と火傷に注意する
以上のことを十分お気をつけて、お好みの香りを探し、最高のお香と暮らしをお過ごしくださいませ。